製品選びのポイント

愛猫と快適に暮らすためのリノベーションには見た目のかわいさももちろん大切ですが、猫の安全面や健康面にも配慮してのびのびと過ごせる空間づくりが最も重要です。その為には猫が持つ習性や猫それぞれの個性をしっかりと把握して計画することが必要になります。あなたとあなたの愛猫がともに快適に暮らせるお部屋作りのポイントを猫好きデザイナーのうんちくとして紹介します。

猫の習性とあなたの愛猫の個性や癖を知る

猫は一般的に高いところを好み、お部屋の中を自由に動き回ることができて、自分だけのパーソナルスペースを必要としています。また、猫の個性や癖によって製品の大きさなども考える必要があります。例えば、一般的には猫は頭が通る大きさの穴があれば通れると言われておりますが、猫によっては小さい穴が苦手な子もいます。その場合、狭い通り道は通ってもらえないかもしれません。
できるだけ、お客さまの猫の大きさや癖などの特徴を教えていただけると設計にも反映できるかと思います。

床素材の選び方について

フローリング

  • 耐衝
    撃性
  • 猫毛掃除の
    しやすさ
  • 猫毛の
    舞いにくさ
  • 汚れへの
    強さ
  • 爪跡の
    残りにくさ
  • 猫の
    滑りにくさ

カーペット

  • 耐衝
    撃性
  • 猫毛掃除の
    しやすさ
  • 猫毛の
    舞いにくさ
  • 汚れへの
    強さ
  • 爪跡の
    残りにくさ
  • 猫の
    滑りにくさ

タイルカーペット

  • 耐衝
    撃性
  • 猫毛掃除の
    しやすさ
  • 猫毛の
    舞いにくさ
  • 汚れへの
    強さ
  • 爪跡の
    残りにくさ
  • 猫の
    滑りにくさ

塩ビタイルクッションフロア

  • 耐衝
    撃性
  • 猫毛掃除の
    しやすさ
  • 猫毛の
    舞いにくさ
  • 汚れへの
    強さ
  • 爪跡の
    残りにくさ
  • 猫の
    滑りにくさ

コルク

  • 耐衝
    撃性
  • 猫毛掃除の
    しやすさ
  • 猫毛の
    舞いにくさ
  • 汚れへの
    強さ
  • 爪跡の
    残りにくさ
  • 猫の
    滑りにくさ

  • 耐衝
    撃性
  • 猫毛掃除の
    しやすさ
  • 猫毛の
    舞いにくさ
  • 汚れへの
    強さ
  • 爪跡の
    残りにくさ
  • 猫の
    滑りにくさ

タイル

  • 耐衝
    撃性
  • 猫毛掃除の
    しやすさ
  • 猫毛の
    舞いにくさ
  • 汚れへの
    強さ
  • 爪跡の
    残りにくさ
  • 猫の
    滑りにくさ

  • 耐衝
    撃性
  • 猫毛掃除の
    しやすさ
  • 猫毛の
    舞いにくさ
  • 汚れへの
    強さ
  • 爪跡の
    残りにくさ
  • 猫の
    滑りにくさ

モルタル

  • 耐衝
    撃性
  • 猫毛掃除の
    しやすさ
  • 猫毛の
    舞いにくさ
  • 汚れへの
    強さ
  • 爪跡の
    残りにくさ
  • 猫の
    滑りにくさ

寸法の設計について

キャットステップやキャットウォークなどの猫用製品は猫種や年齢などの適性を考慮して大きさや高さなどを設計することが重要です。

猫が快適に使える奥行き

1匹が歩ける
200~250mm

1匹が安全に歩くことが出来る最低限の奥行きです。これ以上奥行きがなくなると落下の危険があります。

2匹がすれ違える
250~300mm

2匹がすれ違うのに必要な奥行きです。300mmあれば毛が壁と接触しづらく、汚れにくくなります。

1匹が寝られる
400mm以上

寝床としても使う場合、400mm以上がおすすめです。家にある家具は300~400mm程度のものが多いので収納とも合わせやすいです。

2匹が寝られる
600mm以上

2匹が仲良く重なり合って寝ても安心の奥行きです。チェストやタンスは600mm程度のものが多いです。

猫が安全に使える高さ

最大高さは2,200mm程度にしよう

キャットステップやキャットウォークの高さは最大でも床から2,200mm程度にすることをおすすめします。清掃のしやすさはもちろん、人が立った状態で猫を救助できる高さが1,600mm程度、椅子などに立った状態で2,200mm程度となります。

段差は300~400mmにするのがおすすめ

標準的な体型の猫の場合、段差は300~400mm程度がおすすめです。マンチカンなど脚が短い猫の場合は150~200mm程度が目安です。実際には600mmほどジャンプできますが、高齢になったときや安全性を考慮することが大事です。

その他猫にやさしい寸法に関する知識

天井までの高さは
300mm以上

キャットステップやキャットウォークから天井までの高さは300mm以上、メインクーンなどの大型の猫種の場合は350mm以上は必要になります。

キャットステップ同士の距離は
250mm以内

キャットステップやキャットウォーク同士の距離は250mm以内にしましょう。空けすぎると怖くなって降りてしまったり、逆に降りられなくなるケースもあります。

傾斜をつける場合は
30°まで

キャットステップに傾斜をつける場合は30°を目安にします。これ以上急になると歩きにくくなります。

猫を通したくない所は
高さ50mm以下

猫に入ってほしくないところは50mm以下にするとくぐり抜けられません。

愛猫のためのリノベーションはねこリノへ

猫のためのリノベーションは猫の一般的な習性や大きさに加え、性格や年齢、運動の得意不得意などの個体差も考慮して進める必要があります。ねこリノでは経験豊富な猫好きのスタッフによるヒアリングを丁寧に行うことで、お客さまとあなたの猫にとって最適なプランをご提案します。まずは無料プランニングでご相談ください。

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